忍者ブログ


涙腺が懺滅される
ざんめつってこの字で合ってんのか…?まーいいや。
相変わらず三吉漁ってます。ほんと三吉文字書きさんは読み手の涙腺決壊させるのがお得意ですね…!原作が「分かったよ釣られてやるからこの二人が幸せになる外伝出せよ!」って感じらしいからな…
相変わらず転生後パラレルが好きすぎる。というか転生後設定だと原作設定をぼんやりとしか知らなくても読めるのが良い。

なんか二次創作での涙腺決壊率が最近高い気がする。こないだブワワッってなったのは暗チ一巡後のお話でした。また転生系か。
二次でばっかりそーなるのは前提として読み手(自分)にキャラへの思いいれがあるからかなぁ、やっぱり。
いつかやってみたいなー、n巡後設定。



そーいや放置してた111題がちょびっと進んだので続きんとこに放り込んでおきます。91~95です。
縛り内容は適当に過去の記事参照してください。また書くのめんどい。
ひさしぶりに起動したえらじょじょのジョルノが素敵だったって話もしようと思ったけどなんとなく自重自重。




91.溢れ出す(形(+)億)
カップに注がれたコーヒーの液面がゆらゆらとこぼれそうに動いている。テーブルに置いた瞬間
「「あっ」」
零れた。形兆の予想した通りに。
「なんでいつもギリギリまで注ぐんだ」
「だってお得な感じしねえ?」
「零れるのがもったいないとは思わないのか」
「あっ、そっか」
この兄弟間の価値観は、驚くほどに違う。

92.近づく(ホルイル+リゾ)
イルーゾォは誰に対しても警戒心が強く、些細な物音にすら反応を示すような男……だった。
「見ろよこの寝顔!かわいいったらありゃしねえ」
膝枕で眠る彼に、ホルマジオはデレデレだ。かつてのイルーゾォを知っているリゾットとしては確かに驚くべき変化だとは思うが、のろけられるのも御免だと思っていた。

93.守る(アヴポル)
光に向かって腕を伸ばせば暗く翳った手が見える。握る、掴む、抱える、人の腕というものはそれだけで色んな表情を見せる。
ただポルナレフの辞書に、「突き飛ばす」ことが「守る」ことだとは書かれてなく、これからも記されることはないだろう。

94.惑う(ブチャアバ)
酔うと人は本性が出るという。
「これがこいつの…本性、か…?」
チームの若いのに煽られるままにペースを速めて飲んでいたアバッキオは、いまやブチャラティにがっちりとしがみついて離れない人型の重石になっている。
「素面のときもこれくらい素直だったらいいのに」
という言葉は彼に聞こえていない。

95.夢見る(ギア(→メロ))
誰だって恋愛ってやつに憧れる時期ってのがあるだろ?そいつもそういった甘いモノに夢を見てたんだ。でも現実ってのはうまくいかねーんだよ。いつの間にか破綻しちまってた。ばらばらに粉々になっちまって、引き返せないくらいまでにな。
――聞くか?その臆病で馬鹿で情けない男の話を。


+++++++++++++++
随分前に書いたものだから何か補足とかあったかもしれないけど忘れた…

PR



[ 2010/12/22 01:16 | Comments(1) | SKY:ネタ・小説 ]
1. posted by まいね  2010/12/23 04:17
本性ッ! 重しですかい。だがそれがいい。
Re:無題
酔うと人懐っこくなるのが『本性』だと萌えませんかw
2010/12/28 23:42

コメントを投稿する






<< デジャヴ  |  ホーム  |  不治の病(腐的な意味で) >>